“初月売上150万円超”新規開業前からのコンサル支援でスタートダッシュに成功した美容室経営

皆さん、こんにちは。
長崎県佐世保市で経営コンサルタントをしております、翔彩サポート代表の広瀬です。

今回は、長崎県内に新たにオープンした美容室（チェア台数2台）の新規開業事例をご紹介いたします。
ご相談者様は、開業に向けて非常に早い段階からご相談をいただいており、実際のオープンに至るまでに約1年間の準備期間がありました。

美容業界では「思い立ったらすぐ開業」というパターンも少なくありませんが、このケースでは、“しっかり準備することの重要性”を改めて実感させられる結果となりました。

約1年間の準備期間では、立地選定や内装設計、導線の設計といった店舗のハード面はもちろんのこと、メニュー設定、価格戦略、SNSやLINEを活用した集客動線の構築、事前予約システムの整備、さらには顧客管理や会計業務などバックオフィスの体制整備にも重点を置いて支援しました。

また、融資についても段階的にアドバイスを行い、金融機関とのやりとりや提出書類（事業計画書や収支予測）も丁寧にサポートした結果、開業前の資金計画にも安心感があり、ブレのないスタートダッシュを切ることができました。

そして、迎えた開業初月――。
なんと、実際の売上は金融機関に提出していた目標値を大きく上回る結果となり、「開業初月から黒字化」を実現することができました。多くの個人経営の美容室が陥りがちな「スタート時の集客難」や「資金ショート」の心配もなく、文字通り理想的な船出を迎えることができました。

特筆すべきは、「売上を上げること」だけでなく、「見える化された経営」が初月から実現できていた点です。帳簿の記帳ルールや会計ソフトの運用方法、売上分析のやり方まで、開業前に“経営者の視点”をしっかりと養っていたことが、この好スタートの裏付けとなっています。

今振り返ると、「開業はゴールではなくスタート」――その言葉をまさに体現したケースだと言えます。
事前準備に時間と労力をかけたこと、そして専門家との連携を怠らなかったことが、開業初月150万円超の売上という“数字”に繋がりました。

開業前に抱えていた悩み

美容室の開業を考え始めた当初、頭の中には「自分の店を持ちたい」という夢がふくらむ一方で、現実的な不安や疑問が次々に浮かび上がってきました。

物件選び、開業資金、集客の方法、価格設定、スタッフの雇用や労務管理――思いつくだけでも多くの課題があり、それぞれに明確な答えが見つからない状態でした。

もちろん、まわりには同じ業界で働く美容師仲間や先輩もいたため、何人かには相談もしてみました。

実際に独立している方もいて、現場での動き方や内装の選び方、シャンプー台のおすすめなど、具体的で役立つアドバイスもたくさんもらえました。

しかし、教えてくれるのはあくまで「目の前の業務」や「サロン運営中の工夫」といった実践的なもので、開業に至るまでの全体像や最初に踏むべきステップについては、なかなかクリアな回答を得ることができませんでした。
「何から手をつければいいのかが分からない」
「このままでは気持ちだけが焦って空回りしてしまいそう」
そんなモヤモヤを抱えたまま、いつものように勤務先のサロンで働いていたある日。
ふとご来店されたお客様との会話の中で、転機が訪れました。

そのお客様は、偶然にも他のサロンを経営するオーナーの方でした。施術中の何気ない会話の流れで、私が独立を考えていること、そして今まさに開業準備に悩んでいることを打ち明けました。すると、そのオーナーはこう言ってくださったのです。

「それなら、開業や資金繰りに詳しい人がいるから、紹介するよ？」
最初は少し驚きました。まさかお客様との何気ないやり取りの中から、そんな貴重なご縁が生まれるとは思ってもいなかったからです。

しかし今思えば、あの一言が開業成功への大きなターニングポイントでした。紹介していただいたその方こそ、翔彩サポートの広瀬さんだったのです。

開業支援や売上設計、資金調達、さらには経営計画の策定など、これまで自分が“誰に聞けばいいか分からなかったこと”をまるごとサポートしてくださる、まさに理想的なパートナーでした。それまで霧がかかったように見えていた「開業までの道のり」が、一本の道筋としてハッキリと見えた瞬間でした。

コンサルティング導入前経営相談

実は、最初に「経営コンサルタントの方をご紹介しますね」と聞いたとき、私は正直なところ、少し身構えていました。

“経営コンサルタント”という言葉から私が思い浮かべたのは、スーツを着こなし、難しい言葉ばかりを並べて話すような、40代〜50代の少し堅苦しい雰囲気のベテラン男性。そんな勝手なイメージが頭の中を占めていて、最初にお会いするまでは、どこか緊張していたのを覚えています。

ところが、実際にお会いしてみてびっくり。
なんと、私と年齢もあまり変わらない30歳手前の若い男性で、しかもとても親しみやすい雰囲気。第一印象は、まさに“話しやすい”、“誠実そう”、そして“清潔感があって柔らかい”。
見た目も話し方も、想像していた「コンサルタント像」とはまるで違い、そのギャップもあってか、思わず緊張が一気にほぐれたのを今でもはっきりと覚えています。

そして、初回の相談の場でさらに驚いたのは、広瀬さんの持っている知識と視点の幅広さでした。
私はというと、「開業に必要なこと＝物件探し・内装・設備投資」くらいしかイメージがなく、資金調達や手続き面については「何から始めたら良いのか、右も左もわからない」という状態で、不安だけが先行しているような状況でした。

でも、話を進めていくうちに広瀬さんは、売上の設計や税金対策、金融機関との交渉術、融資の仕組み、開業スケジュールの立て方、マーケティングやSNSの活用法まで、本当に幅広い視点で現実的なアドバイスをしてくださいました。

ただ情報を並べるだけではなく、
「なぜそれが必要か」
「どうすれば最短で成果に近づけるか」といった点を、私の立場に立って噛み砕いて説明してくれたのです。

「この人なら信頼できる」――初回の相談が終わる頃には、そう確信していました。
経営コンサルタントという仕事の人と実際に会うのはこの時が初めてでしたが、「開業を成功させたい」という気持ちが日に日に強くなっていた私は、思い切って、開業に向けて一緒に伴走していただけないか広瀬さんへコンサルティングを正式に依頼しました。

「一人では不安な道のりでも、この人となら一緒に走れる」
そう思えたことが、開業準備を本格的に進める大きな一歩になったのです。

【理想の形での開業を実現】寄り添うコンサルティングで「不安」が「自信」に変わった1年

コンサルティングを導入してからの約1年間、振り返ってみると本当にたくさんのサポートを受けてきました。

そして今、自分自身が思い描いていた理想のかたちで美容室をオープンできたことに、心から感謝しています。

私にとっての「開業準備の1年」は、ただ時間をかけただけではなく、一つひとつの不安を確実に潰しながら、自信へと変えていけた貴重な期間でした。

特に印象的だったのは、開業に必要なあらゆる書類――たとえば創業計画書や資金繰り表、事業計画書などの作成を一緒に進めてくださったこと。そして、私ひとりでは到底うまくできなかったであろう金融機関との借入交渉の場にも、実際に同席してくださったことです。

経営や数字の話は、私たち技術職にとっては少し苦手な分野でしたが、広瀬さんは一つひとつ丁寧に説明してくださり、金融機関の担当者とのやり取りも「こちらが不利にならないように」としっかり交渉してくださいました。
おかげで、金銭的な余裕はもちろんのこと、精神的にも大きな安心感を得ることができました。

進捗管理の面でも心強い支援がありました。月に一度、開業に向けた進捗をまとめた資料を共有してくださり、今どの段階にいるのか、次に何をするべきかが常に明確でした。
「やるべきことを、やるべきタイミングで、正確に進めていける」
この“迷わない準備期間”があったことは、今でも開業後の大きな安心材料となっています。

実際の支援内容

見えなかった「道のり」を一緒に描いた時に行った内容は主に４つです。

金融機関との借入交渉サポート
創業計画書・事業計画書・資金繰り表などの書類作成
個人事業開業に関する各種届出サポート
新規集客に向けたマーケティング支援

具体的なことについては下記のとおりです。

金融機関との借入交渉サポート

開業資金を借入でまかなうにあたっては、金融機関にしっかりとした根拠のある計画を提示する必要があります。
借入面談に同席していただき、専門的な視点で説明を補足してことで、スムーズに融資審査が通りました。
結果的に、当初希望していた金額よりも好条件での借入が実現しました。

創業計画書・事業計画書・資金繰り表などの書類作成

金融機関に提出するための各種資料は、すべてゼロからの作成しなければいけません。
特に創業計画書には、ただ必要事項を埋めるだけではなく、「なぜこの業種で開業したいのか」「自分が提供するサービスの強みは何か」など、開業者の想いを丁寧に言語化して記載する工夫が必要です。
数字の面でも、過去の事例や市場調査に基づいたシミュレーションを行い、信頼性の高い事業計画書を一緒に作り上げました。

個人事業開業に関する各種届出サポート

開業届や青色申告の申請書など、税務署や自治体に提出する各種書類についても、事前にフォーマットを準備して、提出のタイミングや記載方法について丁寧にお伝えしました。

新規集客に向けたマーケティング支援

店舗の立地や客層を分析しながら、オープン時に合わせたSNSの活用方法やチラシなどでの紙媒体での訴求など、集客に直結する部分のサポートも行っています。
特にInstagramを活用した発信方法については、具体的な投稿案やハッシュタグ戦略までアドバイスをいただき、オープン初月から目標以上の集客に成功することができました。

結果として、初月から下記の数値を叩き出すことができました。

クライアントの声

いつもお世話になっております。

開業するちょうど一年ほど前から開業や経営についてご相談させていただいておりました。

無知だった私に分かりやすくまず何からやったら良いか、どのような段取りで開業準備を進めたら良いのかなど、丁寧に教えてくださいました。

最初はコンサルタントさんとは、、、？という思いで、まず何を話したら良いのか、どう相談をしたら良いのか、どんな方なんだろうと緊張や安心がありました。
ですがお会いしてみるととても柔らかい雰囲気の方で、緊張していた私も思っていた以上に相談できてしまったり悩みを話せちゃったりと、、、。今ではとても心強い存在の方です！
同業者ではないからこそ違う視点からアドバイスや意見を頂けたり、経営者ならではの悩みなど、、、全て一緒に考えて解決してくれます！

これから開業を考えている方は、自分の為になるので
ぜひ一度相談だけでもしてみて欲しいです＾＾

翔彩サポートからのメッセージ－開業という挑戦に、共に向き合う存在でありたい

初めてご相談をいただいたとき、開業に対する強い想いが言葉の端々から伝わってきました。

技術的な経験やスキルは十分にある一方で、開業という未知の領域に不安を抱えていらっしゃる姿を見て、「この方の想いを形にするために、全力で伴走しよう」と心に決めたことを今でも鮮明に覚えています。

翔彩サポートは、経営や資金調達、マーケティングといった実務的なサポートを行うだけでなく、「開業を一人で悩ませないこと」も大切な使命と考えています。

だからこそ、専門的な知識を一方的に押し付けるのではなく、常に“寄り添い”の姿勢を大切にしてきました。

誰にとっても開業は初めての経験で、何から始めたらいいか分からず不安になるものです。
でも、しっかりと準備すれば、その不安は希望へと変わります。それを実感していただけるように、ひとつひとつ課題を整理し、必要なタイミングで必要な支援を行う――
その繰り返しで、不安の霧が少しずつ晴れていくのを共に体感してきました。

今回も、資金調達の支援や計画書の作成、マーケティングの導入など、開業に必要な一連のプロセスをすべて並走しながら進めることで、「安心してスタートを切れた」という言葉をいただけたことは、私にとっても大きな喜びです。

もし今、開業を考えているけれど「何から手をつければいいのか分からない」「融資や計画書の作成が不安」「相談できる人がいない」と感じている方がいれば、どうか一人で抱え込まずに、翔彩サポートまでお声掛けください。

開業という人生の大きな一歩を、一緒に走っていく“伴走者”として在ること――それが翔彩サポートの変わらぬ想いです。