歯科治療における保険診療と自費診療の違いを１枚ものの資料として作りたい歯科医院様からのご依頼

皆さん、こんにちは。
長崎県佐世保市で経営コンサルタントをしております、翔彩サポート代表の広瀬です。

今回は、歯科医院様からいただいたチラシ＆ポスター制作の依頼です。

患者様がより良い治療を選択できるために、院長もスタッフも保険診療と自費診療の違いについて丁寧に説明したいと常に考えています。

しかし、実際の診療では、限られた時間の中で治療を進める必要があり、詳しい説明を行うのが難しい状況です。
特に保険診療は一定のルールや制限があり、自費診療との違いや選択肢をきちんとご理解いただくには、時間をかけた丁寧な案内が必要でした。

当院では、初診・再初診・再来を問わず、ご来院いただくすべての患者様に「保険診療と自費診療の違い」について、できる限りわかりやすくお伝えしたいと考えております。というのも、治療方法を選ぶ際には、この違いを理解していただくことが、患者様にとって納得のいく医療を受けていただく第一歩だからです。

しかしながら、実際の診療の現場では、限られた時間の中で的確な処置を行うことが求められ、どうしても「診療の質」を優先せざるを得ません。その結果、保険と自費の違いについて、十分な時間をかけてご説明することが難しい場面も多くありました。

そうした状況を改善したいという想いから、私たちが日頃感じている課題や、患者様にぜひ知っていただきたいポイントを整理し、翔彩サポートさんへ資料の作成を依頼しました。院長をはじめ、スタッフ全員で意見を出し合いながら、専門的になりすぎず、かつ大切な部分がしっかり伝わる内容に仕上げています。

また、翔彩サポートさんからは「内容さえしっかりしていれば手書きでも構いません」とご提案いただきましたので、まずは手書きで思いをまとめ、左の資料の形に落とし込みました。

本資料は、歯科治療全体において「保険診療が適用される範囲」について、患者様により深くご理解いただくことを目的に作成いたしました。

私たちは日々の診療の中で、「保険と自費の違いがよく分からない」「どの治療が自分にとってベストなのか選びづらい」といった患者様の声を耳にします。

その都度、丁寧にご説明するよう心がけておりますが、実際の診療時間には限りがあり、十分にお伝えしきれないことも多くありました。そこで、もっと分かりやすく、もっと患者様に寄り添った形で情報を届けたい――そんな思いから、この資料の制作をスタートしました。

大前提として、保険診療が悪いということでは決してありません。
国が定めた基準に則り、必要最低限の機能回復や健康維持を目的とした「基本的な医療」を多くの方に公平に提供できる大切な制度です。